なぜ人は眠くなるのでしょう
なぜ人は眠くなるのでしょう
こんにちは。
京都市西京区 阪急上桂駅前 あやた接骨院 院長の綾田剣一です。
人間の睡眠のメカニズムについてお話しさせていただきます。
睡眠には “疲れたから眠る” という「恒常性維持機構」と、“夜になると眠くなる” という「生体時計機構」の2つの機構によって、状況に応じて相互に関連しながら睡眠の質・量およびタイミングを制御しています。
「恒常性維持機構」
生き物が命を維持するために体の内部を一定の状態に保とうとする働きです。
簡単に言えば、脳や体が疲れると休ませる機能です。
脳が高度に発達した人間は、 脳を休ませないと死んでしまいます。
疲れてくると無意識に睡眠を促す物質が溜まり、 睡眠中枢に働いて眠くなります。
「生体時計機構」
生体時計機構とは、その日の疲れなどには関係なく、 一定の時間になると眠くなるという働きです。
この働きは、脳の奥深くにある、「視交叉上核」という部分が、 調整しています。
この部分からの指示によって、 睡眠を促すメラトニンという物質が夕方から体内にどんどん分泌され、
やがて夜になると眠くなるというシステムです。
一日の眠気のリズム
眠気のリズムの調査によると、日中の眠気が午後2時~4時に強くなり、日中の12時間周期の眠気のリズムのピークにある事がわかります。また、夜間では午前2時~4時に眠気が強くなり、24時間周期でのリズムのピークにあります。
スウェーデンのガス作業従事者による作業ミスの発生時刻の調査によると、作業ミスは午前2 時台に最も多く発生し、日中では午後2時台に多いことが報告されています(Bjerner ら、1995)。チェルノブイリ原発など大きな事故も午前2~4時頃に発生していることが多いのです。これらの時刻は、眠気のリズムのピークとほぼ対応しています。
日中に眠気の強い人は、日頃の夜間の睡眠不足があり、生活習慣を見直す必要があります。眠気の回避には20~30分程度の昼寝を午後3 時までにとることも有効です。
院長 綾田剣一は(社)日本睡眠教育機構認定の上級睡眠健康指導士です。
睡眠について学術的な睡眠知識に加え、科学的な知見に基づき
睡眠に関するアドバイス等を行っております。
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