夏場の冷えにご用心！腰痛を予防する夏場の冷え対策

最近、暑い日が続いていますね。

・職場のクーラーが効きすぎていて寒い

・外が暑すぎて、クーラーのきいた部屋に長時間いる

・アイスクリームやそうめんなど、冷たいものばかり食べている

・冷えた飲み物ばかり飲んでいる

などなど……冷えは冬場のものというイメージがありますが、夏でも意外に体が冷えてしまっているという方は多いのではないでしょうか。

先日、当院に来院される患者さんより「夏は、銀行に行ってもスーパーに行ってもクーラーがよく効いていて冷えて体調を崩してしまう」

 

ですので、このブログでは、夏だからこそ気をつけたい冷え対策についてご紹介します。

 

体の冷えが引き起こす体調不良

暑い時期は体を冷やす行動をとりがちですが、体の冷やしすぎに注意が必要です。

体が冷えると血流が悪くなり、腰痛や肩こりなど体の不調の原因となります。

 夏場は気温差が激しい場所をいったりきたりすることも多いのでは。体を大きな気温差にさらすことは、自律神経を乱す原因になります。

自律神経が乱れることによって、体温調節機能がうまく働かず、冷えの原因になるだけでなく、夏バテを引き起こす可能性もあります。

 

夏場に気をつけたい冷え対策

夏場の冷えを防ぐには、過度に体を冷やさないようにする、極端な温度差を防ぐ。

この二つが大切です。

夏場に気をつけたい冷え対策について６つご紹介します。

①三度の食事をきちんと食べる

②湯船にきちんとつかる

③衣類で温度差を調節をする

④冷たいものをとりすぎない

⑤食事に体を温める食材を取り入れる

⑥ストレッチや運動を行う

 

①三度の食事をきちんと食べる

暑さで食欲がない方も多いのではないでしょうか。

三度の食事をきちんと取らないと体温を維持するエネルギーが足りなくなり、体の冷えをまねきます。

食欲がなくてもバランスの良く食べられるレシピをとりいれるなど、三食きちんと食事ができるよう工夫をしましょう。

 

 ②湯船にきちんとつかる

暑い時期はシャワーだけでお風呂をすませたくなることもあると思います。

夏でもきちんと湯船につかって身体を温めることによって、体温調節機能を向上させ、冷えを防ぐことができます。

 

③衣類で温度差を調節をする

急激な温度変化は自律神経に大きな負担をあたえます。

暑い場所から涼しい場所に入った時は、長袖のカーディガンをはおったり、大判ストールを肩にかけるなど、体に急激に温度変化が起きないようにしましょう。

職場のエアコンがかかりすぎていて寒い人は、ひざかけやレッグウォーマー、アームウォーマーなどを準備して自分で温度を調節できる工夫をするのもおすすめです。

 

④ 冷たいものをとりすぎない

暑い時期が続くと、どうしても冷たいものを飲んだり食べたりしたくなりますよね。

飲み物はできるだけ常温で飲む、食事が冷たいものばかりにならないよう、気をつけましょう。

冷たい飲み物や食べ物だけでなく、きゅうり 、スイカ、なす、レタスなど体を冷やす野菜にも注意が必要です。夏が旬の野菜は体を冷やすものが多いので、とりすぎには注意しましょう。

また、生野菜は水分が多く、体を冷やしてしまう傾向があります。

野菜を食べる時はできるだけ加熱するのがおすすめです。

 

⑤食事に体を温める食材を取り入れる

生姜や、にんじん、カボチャ、タマネギ、じゃがいも、ごぼうなど、体を温める食品は根菜に多いです。

意識して、日々の食事の中に体を温める食材を取り入れましょう。

 

⑥ストレッチや運動を行う

暑いと動きたくなくて、ついつい涼しい部屋でじっとして過ごしてしまうこともあるのではないでしょうか。

動かないでいると、筋肉が固くなり腰痛や肩こりなどの不調の原因となります。

暑い時期でもできる、簡単なストレッチで体をほぐしましょう。

体を動かすことで血行がよくなり、冷えを防ぐことができます。

 

夏場の冷えを防いで元気に夏を乗り切ろう！

 まだまだ暑い時期が続きそうです。

体の冷やしすぎに注意して、元気に暑い時期を乗り切りましょう。

冷え対策をしても腰痛や肩こりが改善しない場合は、他に何か原因があるかもしれません。そんな時はお早めにご相談ください。

　   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（柔道整復師・鍼灸師 　綾田剣一  監修）

 

 

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