明け方に足がつる原因

明け方に足がつる(こむら返り)原因

[word_balloon id=”unset” src=”http://xs552026.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/01/中年女性-300×257.jpg” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”女性患者さん” avatar_border=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]明け方急に足がつって激痛でびっくりして目が覚めました。[/word_balloon]

 

[word_balloon id=”unset” src=”http://xs552026.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/01/中年女性-300×257.jpg” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”女性患者さん” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ベッドの上でどうすることも出来なく、

痛みにひたすら耐えて治るのを待っていました。[/word_balloon]

 

 

京都市西京区上桂 あやた接骨院・鍼灸院の綾田です。

 

私も寝ている時、急に足がつってびっくりして飛び起きた経験があります。

激痛で辛いですよね。

 

また、どうすればいいのか分からず焦りますよね。

 

このブログでは、足のつりの原因についてお話をします。

お時間のある時に読んでいただき、お役に立てば幸いです。

対処法と予防法については次のブログでお話をします。

明け方に足がつった時(こむら返り)の対処法と予防法

 

明け方になぜ足がつるのか

水分不足

暑い夏や運動をしてたくさん汗をかくと、脱水状態になることがあります。

汗をたくさんかくと筋肉や神経の働きを調整するミネラルも汗と一緒に体かれ出ていってしまいバランスが崩れてしまいます。

筋肉が正常に縮んだり、緩んで伸ばされたり出来なくなり、足がつりやすくなってしまいます。

 

肉体疲労

いつもより運動を多くした時や、普段使わない筋肉を使った時など足がつりやすくなります。

筋肉や腱を適度に伸び縮みさせて動けるのは、筋肉や腱の中にあるセンサーがこれ以上は筋肉や腱を伸ばせないと脳へ情報を送る機能があるからです。

しかし、疲れてくると筋肉内に乳酸がたまりこのセンサーが正常に働かなくなります。

すると、筋肉や腱の伸び縮みの調節が上手くいかなくなり、急激に筋肉が収縮して戻らなくなってしまうのが原因です。

 

加齢

歳を取ると運動神経細胞が減り、足がけいれんしてつりやすくなると言われています。

しかし、若い人でも筋肉が衰えている人もいます。

昔と比べて交通機関が発達して移動するには、自動車や電車などを使うようになりあまり歩かなくなりました。

腱や筋肉を伸ばしたり柔軟性を高めたりするこことが少なくなっています。

また、仕事もデスクワークが中心の人が多くなり、以前ほど体を動かす仕事の人が少なくなってきているのが原因です。

 

薬の服用

高血圧の薬で利尿作用があるもの、腎臓病の薬、肺炎の薬などが足のつる原因になることがあります。

足がよくつるから、勝手に薬を飲むのをやめたりしないでください。

薬だけが原因ではなく、その他にも水分やミネラルの不足などいろいろな事が原因で起こっていることがあります。

薬を飲んでいる人で足がつるのが続き、体調不良の人は医師や薬剤師に一度相談してみてください

 

なぜ寝ている時、明け方に足がつるのか

足のつり(こむら返り)は健康な人でも、激しい運動や立ち仕事を長時間したあとに、ふくらはぎに起こることがあります。

50歳以上の人では一度は夜ねといる時に足のつり(こむら返り)を経験したことがあるのではないでしょうか。

60歳以上の人では毎晩6%の人が足のつり(こむら返り)に襲われているという報告もあります。

健康な人は、余分なミネラル(イオン)は尿や汗などから排出され、反応性がちょうどいい範囲内におさまるよう調節されています。

ところが、睡眠時は汗を多くかいており脱水傾向にあります。さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。

夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。

こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまいます。

 

なぜ冬になると明け方によく足がつるのか

冬に足がつりやすいのは「冷え」が原因です。

ふくらはぎは第二の心臓と言われており、身体中の血液を巡らせる大切な役割があります。

ふくらはぎが冷えて筋肉が硬くなると、血の巡りが滞り血行不良になります。

この血行不良が足のつる要因の一つです。

また、冬の早朝は、室温が低くなっているので、ぎゅっと丸く縮こまって寝ていることもあります。

そうすると筋肉は緊張状態になり筋肉の収縮と弛緩に必要な栄養素や酸素が十分に行き届かなくなります。

そのような筋肉の状態悪い時に、ふくらはぎの筋肉を収縮させて急に足を伸ばすと足がつってしまいます。

 

次のブログでは、対処法と予防法についてお話をします。

 

  明け方に足がつった時(こむら返り)の対処法と予防法

 

 

(柔道整復師・鍼灸師・睡眠健康指導師上級   綾田剣一  監修)

 

 

 

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