こんにちは!
 
京都市西京区 阪急上桂駅前 あやた接骨院・鍼灸院の綾田 剣一です。
 
 
 
テレビ、新聞、週刊誌、CMなどで健康にいい食べ物に関する情報が多く取り上げられています。
「どれがいいの」と患者さんによく質問されます。
その質問に対する私の考えをお話ししていこうと思います。
 
 
 
 
今回は、エネルギー代謝についてお話しします。
 
 
 
エネルギーの単位と量
 
栄養学ではエネルギーの単位としてカロリー(cal)やジュール(J)が用いられます。
 
1000calは1kcal(キロカロリー)ーと表示されます。
1kcalは、1㎏の水の温度を14.5℃から15.5℃まで上げるのに必要な熱量のことです。
 
例えば、1日に2000kcalーの食事をすると、そのエネルギー量は200㎏の水の温度を10℃上げることができるエネルギー量ということです。
 
1gあたり糖質 4.0kcal   タンパク質 5.65kcal  脂質 9.45kcal です。
しかし、消化しにくい食べ物や、消化しても完全に分解されるわけではありませんので、生体の利用エネルギー量は糖質 4.0kcal   タンパク質 4.0kcal  脂質 9.0kcalで計算します。
 
これをアトウォーター係数といいエネルギー計算に使われます。
 
 
 
 
基礎代謝量と身体活動レベル
 
基礎代謝量
 
生命を維持するために必要な最低のエネルギー代謝量のことです。
一般成人で1日に女性で約1200、男性で約1500kcalです。
 
成人の場合の消費量は肝臓が21%、脳が20%、筋肉(骨格筋)が22%で、この3つの器官で約6割以上になります。
 
年齢・性別毎の基礎代謝基準値×体重で基礎代謝量を求めることができます。
 
 
 
 
身体活動レベル
 
日常の生活の中で、身体をどの程度動かしているかという目安指数のことです。
 
厚生労働省のe-ヘルスネットに日本人の基礎代謝基準値が載っていますので参考にしてください。
 

加齢とエネルギー代謝


 
 
 
 
基礎代謝基準値
 
体重1kgあたりの基礎代謝量(kcal)を示す数値のことで、男女とも1~2歳で最高値を示します。

年と共に少しづつ低下し、成人後も年齢とともに徐々に低下します。しかし老年期に入ると低下は止まります。

基礎代謝量は、安静にしている状態で使われるエネルギー量だけを示しています。

仕事、家事、運動など、日常生活での様々な活動によってエネルギー代謝量は変わってきます。

実際に必要なエネルギー量を知るためには、身体活動時のエネルギー消費量を知っておくことが重要です。

1日の推定エネルギー必要量(kcal/日)=基礎代謝量(Kcal/日)×身体活動レベルの指数で計算します。
 
 
 
次回は、運動と代謝の関係についてお話しします。
 
 

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