こんにちは、院長の綾田です。 今年は日本各地で観測史上で最も早い梅雨明けとなりましたね。

 

キーンと冷えた炭酸飲料が、おいしく感じられる季節になりました。

 

元々、炭酸飲料は医薬品として利用されていたそうです。 

 

その歴史は古く、紀元前の古代ローマ時代には、炭酸ガス入りの湧き水を体に良い水として飲んでいたと言います。 

 

そして人工的な作り方が普及してからも、薬剤師が健康のための飲み物として作っていました。 

 

それが19世紀初め、アメリカの薬剤師が炭酸水を果汁で味付けしたものを売り始めたところから、嗜好品へと変化していきます。 

 

日本には、1853年のペリー来航の時に炭酸飲料が伝来。 船に積んであった炭酸レモネードが日本人にとっての初めての炭酸飲料で、幕府の役人にふるまわれたそうです。 

 

初めての炭酸飲料の泡の刺激には、相当ビックリしたでしょうね! 

「レモネード」が当時の日本人には「ラムネ」と聞こえたようで、甘くて少し酸味があり炭酸ガスが入った飲み物を「ラムネ」と呼ぶようになったようです。 

一方、「サイダー」の語源はリンゴを発酵させて作るお酒「シードル」ですが、日本で甘味と香りのついた炭酸水を「サイダー」と呼ぶようになったのは、後の「三ツ矢サイダー」が「サイダーフレイバーエッセンス」を使ったためだと言われています。 

 

では、このよく似た2つの飲み物、「ラムネ」と「サイダー」の違いは何でしょう? 

 

その違いとは、実は“栓の形”だけなのです。 

 

ラムネ玉と呼ばれるビー玉で栓をしてあるのが「ラムネ」、その他のものは「サイダー」と分類されます。 

 

また、ソーダというのは炭酸ガスを含む飲料水のことで、「サイダー」も「ラムネ」も、その一種なのだそうですよ。 

 

さて、全国各地には様々な“ご当地サイダー”がありますよね。 長崎県長崎市の「BANZAIサイダー(復刻版)」は、明治時代に日本で初めて量産されたサイダーを、当時の製法・材料にこだわって復活させたものです。 

 

日本のサイダーのはじまりの味をしのぶことができそうです。 

 

このほかにも、地元で長く愛されてきた歴史あるものから、地域興しのひとつとして新しく誕生したものまで色々ありますので、この夏は各地のサイダーをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか? 

 

飲み比べをして、お気に入りの1本を見つけるのも楽しそうですね。  

                 

                      柔道整復師・鍼灸師 監修 綾田 剣一

 

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