あなたの耳鳴り 首こりや肩こりが原因かも!

京都市西京区あやた接骨院・鍼灸院院長の綾田です。

 

突発性難聴になり耳鼻科で投薬治療を受けている方が来院されました。

 

お話をお聞きすると難聴は良くなったけれど耳鳴りが残っていて気になるということでした。

お体を診させていただくと強度の首こりと肩こりがありました。

 

首こりと肩こりに対して数回のはり治療と整体をして顕著な改善が見られ大変喜んでいただきました。

 

このブログでは耳鳴りと首こりや肩こりの関係とその対処法をお話しします。

耳鳴りと首こりや肩こりの関係性について

耳鳴りのメカニズムは複雑で多くのことが重なり合って起きており、まだ完全には解明されていません。

しかし、首や肩のこり、加齢、疲労、ストレス、睡眠不足などが原因で起こるのではないかといわれています。

 

首こりや肩こりがひどくなると頭を覆っている筋膜が引っ張られて硬くなります。

その頭を覆っている筋膜には血管が通っています。頭を巡った血を心臓に戻す重要な血管です。

 

その頭の筋膜が冷えやストレス、加齢などの影響で硬くなったりむくんだりすると、脳や耳の中の血の巡りが悪くなり耳鳴りや難聴につながります。

 

耳鳴りや難聴の人の頭の皮にふれると、頭の皮が硬く突っ張ったり、むくんだりしていることが多くあります。

こうした突っ張った頭皮をほぐして緩めると、血の巡りがよくなります。

 

そして耳の中の血の巡りが良くなり新鮮な酸素や栄養が届いて耳の神経が本来の働きを取り戻します。

 

その結果、耳鳴りの改善につながります。首こりや肩こりからくる耳鳴りの場合、血の巡りを良くすることで耳鳴りが改善されることがよくあります。

 

首こりや肩こりを改善し血の巡りをよくする対処法4選

 

正しい姿勢

姿勢が悪いと血の流れが悪くなり、耳鳴りを誘発することがあります。

日頃から正しい姿勢を心がけ、血の巡りをよくするように心がけましょう。

 

 

適度な運動

ジョギングやウォーキング、ストレッチなど軽い運動を日常的に行うのも血の巡りの改善に有効です。

また、ストレスの解消にもなります。

 

 

減煙または禁煙をする

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血の巡りを悪くします。

首こりや肩こり、難聴にはタバコを控えるか、これを機会に禁煙しましょう。

 

ストレスを溜めない

寝不足は疲労の蓄積やストレスの原因となります。

睡眠時間は十分に確保するようにしましょう。

就寝の1時間ほど前に38~40℃のぬるめの風呂に入りリラックスすると熟睡できます。

 

まとめ

耳鳴りと首こりや肩こりの関係とその対処法についてお話ししました。

改善しない場合は、他に何か原因があるかもしれません。

そんな時はお早めにご相談ください。

 

        (柔道整復師・鍼灸師・睡眠健康指導師上級   綾田剣一  監修)

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